13年目保育者が厳選!秋冬の感染症ガイド

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これから、保育園ではマスクなし生活後、初の秋冬がきます。
既に感染症のお子さんが出ている保育園も多いと思います。
今回は、秋冬で気になる、保育園で頻繁に遭 遇する感染症に焦点をあてて紹介します。 5つの感染症について、 症状や保育園での 登園タイミングについて触れていきます。
感染症について正しい知識を身に付けて、共有していきましょ☆

目次

① マイコプラズマ肺炎

② 溶連菌感染症

③ インフルエンザ

④ ノロウイルス

⑤ RSウイルス

① マイコプラズマ肺炎

原因

・マイコプラズマという細菌による肺の感染症


症状

・症咳や発熱、頭痛などの風邪の症状
・状特に咳は発症後3~5日から始まることが多い


感染経路
・咳やくしゃみによる飛沫感染
・鼻水のついた手で触ったタオルや食器で接触感染

保育園にいつから登園できる?
特有の咳が軽快になり
全身状態が良ければ登園可能

参照:国立感染症研究所-マイコプラズマ肺炎とは

② 溶連菌感染症

原因

・A群溶血性レンサ球菌という細菌による感染症

 

症状

・突然の発熱
・喉の痛み (扁桃炎や咽頭炎)
・体や手足に発疹 (猩紅熱) などの症状


感染経路

・咳やくしゃみによる飛沫感染
・鼻水のついた手で触ったタオルや食器で接触感染

保育園にいつから登園できる?
適切な抗生剤治療24時間を経て解熱し 全身状態が良好になったら登園可能

参照:国立感染症研究所-A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは

③ インフルエンザ

原因

・インフルエンザウイルスによる感染症

 

症状

・潜伏期間は1~3日間
・発熱、頭痛、全身倦怠感、 咳、鼻汁、 筋肉痛など

・重症化すると肺炎や心筋炎などの合併症を起こす


感染経路

・咳やくしゃみによる飛沫感染
・鼻水のついた手で触ったタオルや食器で接触感染

保育園にいつから登園できる?
発症した後5日を経過し、かつ、 解熱した後2日 (乳幼児にあっては3日) を経過したら登園可能

参照:国立感染症研究所-インフルエンザとは

④ ノロウイルス

原因

・ノロウイルスによる感染症

 

症状

・症嘔吐や下痢などの胃腸炎の症状
・状脱水や電解質異常などの合併症を起こすことがある


感染経路

・飛沫感染や接触感染
・食品や水などの経口摂取でも感染する

保育園にいつから登園できる?

症状が改善し医師により伝染の恐れがないと認められたら登園可能

参照:国立感染症研究所一ノロウイルス感染症とは

⑤ RSウイルス

原因

・RSウイルスによる感染症

 

症状

・潜伏期間は2~8日、 典型的には4~6日
・発熱や鼻水などが数日続きその後、咳などの風邪の症状
・乳幼児や高齢者では重度の気管支炎や肺炎などの合併症を起こすことがある


感染経路

・飛沫感染、接触感染

保育園にいつから登園できる?

特有の咳が軽快になり、全身状態が良好になったら登園可能

参照: 国立感染症研究所-RSウイルス感染症とは

今回は、今各園さんや小学校でも流行っている、秋冬の感染症について、

特に
✅マイコプラズマ肺炎

✅溶連菌感染症

✅インフルエンザ

✅ノロウイルス

✅RSウイルス

の5つの感染症について、それぞれの感染の原因や症状、感染経路をわかりやすくまとめました。

また、保育園にはいつから登園できるかということも、載せませたので、良かったら参考にして下さい★

ここまで読んでいただきありがとうございます!