13年目保育者が教える!ひなまつりって何?オススメ絵本も!

行事

ひな祭りとは、女の子のすこやかな成長と健康を願う、

3月3日の「桃の節句」の行事です。

今の時期、どの保育園でも、ひな人形やひなまつりの制作で園内が明るい雰囲気で飾られていますよね!

今回は、そのひなまつりについてまとめてみました!

最後にはひなまつりのオススメ絵本も載せていますよ。

ぜひ日々の保育の参考にして下さいね!

目次

①ひなまつりの由来

②ひな人形

③ひなまつりの食べ物

④オススメ絵本:ひなだん とんとことーん(3・4歳児向け)

⑤オススメ絵本:おいしいおひなさま(2・3歳児向け)

⑥オススメ絵本:もりのひなまつり(4・5歳児向け)

①ひなまつりの由来

ひなまつりは、平安時代から続く日本の伝統的な行事で、

3月3日に行われます。

平安時代には桃の節句と呼ばれていました。

当時は桃の花を使った儀式が行われ、

悪いものを追い出して無病息災を祈る意味合いがありました。

江戸時代になると、ひなまつりとして定着し、

ひな人形を飾る習慣が始まりました。

①ひな人形

ひなまつりの飾り付けには、七段のひな壇に並べられるひな人形が欠かせません。

ひな人形は、平安時代からの伝統的な文化で、女の子の健康と幸せを願う象徴です。

ひな人形には天皇や皇后、侍、仕女などの役割があります。

これらの人形を飾ることで、女の子の穢れを人形にうつし、

身代わりとなって厄災を引き受けてもらい、子どもたちの幸せな成長を祈ります。

③ひなまつりの食べ物

ひなまつりには、季節の恵みを楽しむための特別な料理が用意されます。

その中でも代表的なものが、菱餅(ひしもち)です。

これは、餅を菱形に切り、緑には健康や長寿、白には清浄や純潔、

ピンクには魔除けという意味があります。

女の子の成長を願う縁起物として親しまれています。

また、ちらし寿司もひなまつりの食卓に欠かせない料理で、

海老は長寿、れんこんは先を見通すこと、

豆はまめに働けることと、彩り豊かな具材が桃色や

白色の盛り付けと相まって、春の訪れを感じさせてくれます。

その他にも、ひなあられや桜餅など、

春の味覚を楽しむ和菓子も人気です。

④オススメ絵本:ひなだん とんとことーん(3・4歳児向け)

作・絵:おおいじゅんこ

出版社:ほるぷ出版

ひなかざりの はこのふたが ちょこりとあいて、おひなさまたちの おでまし。

じゅんびができたら、ひなだんに とんとことーん!

(出版社:ほるぷ出版より)

⑤オススメ絵本:もりのひなまつり(4・5歳児向け)

作・絵: こいで やすこ

出版社: 福音館書店

森の近くの家の蔵に住んでいるねずみばあさんのところに、のねずみたちから「森のひなまつりをしたいので、おひなさまを森に連れてきて下さい」という手紙が届きました。

そこで、ねずみばあさんはおひなさまといっしょに森に出かけました。

森でおひなさまたちは、動物たちと歌ったり、踊ったり楽しく過ごしました。

ところが、帰り道で、雪が降り始め、蔵に戻ったおひなさまたちは、すっかり汚れてしまっていました。さ

あ、大変!

(出版社: 福音館書店より)

⑥オススメ絵本:おいしいおひなさま(2・3歳児向け)

:すとう あさえ

:小林 ゆき子

出版社:ほるぷ出版

きょうはひなまつり。

ねずみちゃんと、りすちゃんと、うさぎちゃんと、たぬきちゃんは、おひなさまがほしくてたまりません。

そこで、自分だけのおひなさまをつくることに。

さあ、どんなおひなさまができるかな?

身近な行事に興味を持ちはじめた子どもたちに向けて、日本の伝統をやさしく伝える絵本シリーズ。

(出版社:ほるぷ出版より)

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