4月からいよいよ新年度が始まりますね。
保育士としての成長のために、年度初めの目標設定は重要です。
その中でも、「SMARTな目標設定」の考え方は、保育者にもとても効果的です。
SMARTとは、
Specific(具体的)
Measurable(計測可能)
Agreed Upon(同意している)
Reality(現実的)
Timeline(期限がある)
の頭文字を取ったものです。
今回は、「保育におけるドキュメンテーション作成」
という視点で具体例を出して紹介します。
また、人財育成協会の東京都保育士等キャリアアップ研修でも、マネジメント分野で実際に伝えている内容です。
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目次
①Specific:具体的、わかりやすい
保育士が具体的な目標を設定することで、取り組みやすくなります。
具体例
毎日、子どもたちの発言や行動、成長した姿を写真で記録しておく。
② Measurable:計測可能、数字になっている
目標が具体的であるだけでなく、計測可能なものであることも大切です。
具体例
毎週1つのドキュメンテーションを作成する。
③ Agreed Upon:同意している、達成可能だと思える
保育者個人の意見になっていないか、園の方針や学年、クラス目標に沿っているか確認する。
具体例
園児の紹介したいエピソードについて、他の保育者と話し、共有する。
④ Reality:現実的、結果思考
目標は現実的であることが重要です。目標は高すぎず、手を伸ばしたら届く目標が良い。
具体例
一週間で撮った写真から紹介したいエピソードを1つ選び、コメントを添える。
⑤ Timeline:期限がある
目標には期限を設定することが重要です。期限があることで、目標に向けてのスケジュールや計画を立てやすくなります
具体例
月曜の登園までに、各クラスに完成したドキュメンテーションを掲示する。
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