秋は木々が色づき、澄んだ空気に包まれる特別な季節。自然の美しさを描いた絵本は、子どもたちの感性を豊かにしてくれます。
今回は、保育現場で実際に子どもたちと絵本を読み、「もう一度読みたい!」「他の保育者の方々にも紹介したい!」という視点から、秋にぴったりな絵本を6冊ご紹介します!
ぜひ、秋の季節を感じられる、お気に入りの1冊を見つけてくださいね!
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目次
- もりのおふろやさん(2・3歳児向け)
- さつまのおいも(3・4歳児向け)
- もりの てぶくろ(3・4歳児向け)
- もりいちばんのおともだち (4・5歳児向け)
- くすのきだんちのあきまつり(4・5歳児向け)
- 山のごちそうどんぐりの木(3・4歳児向け)
- どんぐりたろうのき (4・5歳児向け)
- どうぞのいす (4・5歳児向け)
- 14ひきのやまいも (3・4歳児向け)
- ねずみのえんそく もぐらのえんそく (2・3歳児向け)
- あきいろのころわん (3・4歳児向け)
1.もりのおふろやさん (2・3歳児向け)
作・絵: とよた かずひこ
出版社: ひさかたチャイルド
森のお風呂にシカさんたちが入っていると岩の向こうから誰かの声が。小さなお風呂でクマの親子も入浴中。
「かわいい赤ちゃんですなあ。」
「ほんとほんと。いい月夜ですねえ。」
心もからだもぽかぽかのみんなが帰ったあと…ぐらっ ぐらっ…。
落ち葉をかきわけでてきたのは、小さなお風呂!?
出版社: ひさかたチャイルドより
2.さつまのおいも(3・4歳児向け)
文: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成
出版社: 童心社
おいもだって、土の中でくらしている。
ごはんも食べるし、歯もみがきます。
トイレにも行くし、お風呂にも入ります。
トレーニングで体をきたえて、さあ、子どもたちと綱引きです。
「うんしょ とこしょ うんしょ とこしょ…」スッポーン!と綱引き勝負はおいもたちの負け。
たくさんとれたサツマイモで、みんなで楽しい焼きイモ大会。
子どもたちほくほくおいしいサツマイモをいっぱい食べますが…。 さあ、最後に勝ったのは…?
おいものおいしい季節にもぴったりな、大人気ロングセラー絵本。
出版社: 童心社より
3.もりの てぶくろ(3・4歳児向け)
作: 八百板 洋子
絵: ナターリア・チャルーシナ
出版社: 福音館書店
きれいな黄色の葉が1枚、森の小道に落ちていました。
その葉はまるで、てぶくろのような形をしています。ネズミがやってきて、そっと手をあてました。
でもネズミの手にはちょっと大きい・・・・・・。
ウサギやキツネ、クマもやってきて、自分の手と葉の大 きさをくらべていきます。このきれいな黄色い葉にぴったりなのは、だれの手なのでしょう?
1枚の葉をめぐって繰り広げられる、秋の森を舞台にした心温まるお話です。
出版社:福音館書店より
4.もりいちばんのおともだち (4・5歳児向け)
作・絵: ふくざわ ゆみこ
出版社: 福音館書店
小さなものが好きなクマさんと、大きなものが好きなヤマネくんは、出会ってすぐになかよくなりました。
甘いものに目のないふたりがケーキ屋さんでケーキを食べると、店長が苗のプレゼントをくれました。
クマさんは小さな苗を、ヤマネくんは大きな苗をえらんで、いっしょうけんめい育てると……。
読み終わるとゆったりと温かな気持ちに包まれる物語です。
そして、一筆一筆ていねいに描かれた動物や植物、昆虫が、物語をよりいっそう味わいぶかいものにしています。
ぜひ、手にとってご覧ください。
出版社: 福音館書店より
5.くすのきだんちのあきまつり (4・5歳児向け)
作: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹
出版社: ひかりのくに
ドーンドーンと、お祭りの太鼓の音が聞こえてきました。
くすのきだんちのみんなも、そろって秋祭りにお出かけです。
ヨーヨーつり、お面、わたがしなど、出店もにぎやかで、かけすのこどもだちは大喜びです!
月刊保育絵本から生まれた大人気シリーズの第6弾。
違うことを認め合う住人たちの、優しく温かい思いやりが心にしみるシリーズ。
出版社: ひかりのくにより
6.山のごちそうどんぐりの木 (3・4歳児向け)
作: ゆのきようこ
絵: 川上 和生
出版社: 理論社
ツリー・ウォッチングや銘木図鑑などが続々と登場し、木々への関心が静かに高まっています。
この絵本は、身近な木に秘められた自然の神秘と、人々との長い歴史を通じて育まれたつながりを、優しくも深く、しみじみと伝えてくれます。
7.どんぐりたろうのき (4・5歳児向け)
作 鶴見 正夫
絵 黒井 健
小さなものが好きなクマさんと、大きなものが好きなヤマネくんは、出会ってすぐになかよくなりました。
甘いものに目のないふたお母さんのかしの木と別れたどんぐりたろうが、美しい自然の変化の中でやがて自分もかしの木になっていく様子を描いた絵本。
出版社: 佼成出版社より
※絶版本なので図書館や中古本でチェックしてみてください!
8.どうぞのいす (4・5歳児向け)
作 香山 美子
絵 柿本 幸造
うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰りひろげられる取りかえっこ。
「どうぞ」 にこめられたやさしさが伝わってくるロングセラー絵本。
出版社: ひさかたチャイルドより
9.14ひきのやまいも (3・4歳児向け)
作・絵 いわむら かずお
森の秋は実りの秋。 おじいさんを先頭に、みんなで山いもほり。
とろろごはんに、 むかごもいっぱい、 14ひきのおいしいゆうごはん。
出版社: 童心社より
10.ねずみのえんそく もぐらのえんそく (2・3歳児向け)
作・絵 藤本 四郎
ねずみ園と、もぐら園がいもほり遠足に出発。土の上と 下で同じお芋を引っぱって…。
画面の上下でお話が同時進行し、絵のすみずみまで遊び 心にあふれた楽しいお話。
出版社: ひさかたチャイルドより
11.あきいろのころわん (3・4歳児向け)
作 間所 ひさこ
絵 黒井 健
ころころの子犬ころわんは、お友達のちょろわんに誘わ れて、葉っぱのダンスを見に行きました。
大通りでは、車が通るたびに風が舞って、イチョウの落ち葉がくるく るとダンスを踊っています。
そのとき、ころわんは、イチョウの葉っぱが黄色く変わっていることに気づきました。
「ネコジャラシも、このあいだと色が違うよ」 ころわんは、ちょろわんやほかの お友達といっしょに、秋の色を探しに行きました。
出版社: ひさかたチャイルドより
いかがでしたでしょうか?気になる絵本はありましたか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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