人財育成協会が「なぜ集合研修・オンライン研修にこだわるのか?」をテーマに10記事連載いたします!第8弾です!
目次
AIが教えてくれるのは“正解”、でも育ててくれるのは“人”
AIやデジタル教材の発達によって、
保育士研修はこれまでにないスピードで進化しています。
クリック一つで動画が見られ、
制度改定や指針の解説もAIがまとめてくれる。
だけど、現場の先生たちはこう口をそろえます。
「学んだのに、現場でうまくいかない」
「動画を見ても、子どもとの関わり方がピンとこない」
それもそのはず。
AIが教えてくれるのは知識”であって、“関わり”ではないからです。

「知る」だけでは現場は変わらない
eラーニングやオンライン研修は確かに便利です。
・自分のペースで学べる
・時間もコストも節約できる
・どこからでも参加できる
でも――便利さの裏には危うさがあります。
- 「ながら受講」で記憶に残らない
- 他人の考えに触れる機会がない
- “行動”に変わらない
つまり、オンライン研修だけでは「わかったつもり」で終わるのです。
“頭で理解”しても、“心で納得”しなければ、保育は動かない。

集まることでしか生まれない「共感」と「変化」
集合研修には、AIにはできない学びの瞬間があります。
- 隣の園の先生が語った“同じ悩み”に共感する。
- グループ討議で「うちでもやってみよう」と思える。
- ロールプレイで「伝え方ひとつで子どもが変わる」と実感する。
そうした体験から生まれる気づきこそが、
現場を動かす原動力になります。
AIでは得られない。
動画では伝わらない。
それが、“人が集まる研修”の価値です。
未来の研修は「AI×リアル」のかけ算で進化する
これからの研修のカギは、“どちらか”ではなく“どう組み合わせるか”。
| 目的 | 最適な形式 | 具体的な内容 |
| 知識を学ぶ | オンライン・AI教材 | 保育指針・法制度・安全管理など |
| 行動を変える | 集合研修・対話型 | 発達支援・保護者対応・リーダー育成 |
| 学びを定着させる | ハイブリッド | オンラインで復習+集合で振り返り |
AIで“正確に学び”、
集合研修で“リアルに実践する”。
この循環を設計できる園が、次の時代をリードします。
保育の未来に必要なのは「つながりのある学び」
AIは保育を効率化します。
けれど、人の温度までは最適化できません。
子どもを育てる仕事だからこそ、
大切なのは“効率”よりも“共感”。
- 現場で語り合う時間
- 互いを励ます声
- 失敗を笑い合える関係
それが、保育者を支える“学びの土台”です。
そしてそれは、AIでも動画でも再現できません。

よくある質問(Q&A)
Q1. AI教材やオンライン研修だけで十分では?
A. 知識習得には有効ですが、行動変容には不十分です。
保育の本質は「人と関わる力」。それは人と向き合うことでしか育ちません。
Q2. 集合研修は今後なくなる?
A. 形式は変わっても、“人が集まる価値”はむしろ高まります。
オンラインで理解し、リアルで深める――これが主流になります。
Q3. コストが心配です。
A. 1回の研修が職員の関わり方を変えるなら、それは最もリターンの高い投資です。
結論|AIは「効率」をくれる。人は「意味」をくれる。
AIが知識を届ける時代だからこそ、
“人が人に教える時間”の価値は、より大きくなっています。
AIで学びを整え、
人の力で心を動かす。
それが、これからの保育現場に必要な学びの進化形です。
人財育成協会の研修は、「知識を終わらせず、行動に変える」仕組みです。
私たちは、AI時代の学びを恐れずに取り入れながらも、
“人が集い、共に成長する時間”の価値を守り続けています。
東京都の方は対面研修を、全国の方はオンライン研修を。
どちらの形式でも、「現場が変わる、人が育つ」学びを届けています。
保育士等キャリアアップ研修のおすすめ記事
人財育成協会の保育士等キャリアアップ研修オンライン


全国で受講可能なオンライン研修の募集中です!
集合研修で満足度96%の実践的な研修を、オンラインで受講できるようになりました。
グループワークが豊富なライブ形式の研修を、ぜひ受講してみてください。
募集状況はオンライン研修ページからご確認できます。
LINEでは最新情報の受け取りや簡単申し込みが可能です!ぜひ友だち追加してご活用ください!



