人財育成協会が「なぜ集合研修・オンライン研修にこだわるのか？」をテーマに10記事連載いたします！第9弾です！
目次
「学びたいけど時間がない」
多くの保育士が抱えるこのジレンマ。
行事、記録、保護者対応――気づけば1日が終わる。
「研修に行きたいけど無理…」
と諦めた経験、ありませんか？
そんな現場にこそ広がっているのがオンライン研修です。
ただの“便利な学び方”ではなく、学びの質と出会いを変える選択肢です。
オンライン研修の基本 ― 便利さは“入口”にすぎない
- 自宅、職場から受講（移動ゼロ）
- コストを抑えつつ全国どこからでも参加可能
これだけでも十分便利。
でも、オンライン研修の本質は「誰から学べるか」「どうつながれるか」にあります。
“普段会えない講師”から学ぶ価値
① 距離を超えた学び
普段東京でしか聞けない講師の話を、
地方からでも“リアルタイム”で聞ける。
たった1時間でも、園を変えるヒントが手に入る時代です。
② 教科書ではわからない“現場のリアル”
現場で子どもと向き合う講師ほど、話が刺さる。
「その声かけ、3歳には通じないんです」
「怒るより“立ち上がるきっかけ”を作る方が早い」
そんな、**本に載らない“手触りのある学び”**に出会えます。
③ 学びが“やる気”に変わる
「この人の話、もっと聞きたい」
そう思える講師に出会うと、
受講者の目の輝きが変わります。
学びを“義務”ではなく、“刺激”に変えるのがオンライン研修の力です。
④ 園の課題に直結するヒント
他園の事例や、異なるアプローチを聞くことで、
「うちの園にもできるかも」と視点が広がる。
自園の改善につながる“具体策”を持ち帰れます。
⑤ 人とのつながりが残る
講師・他園の保育士との交流は一過性ではなく、
SNSやフォローアップ研修で続く関係に発展。
“学びがネットワークになる”のも今の時代の強みです。
よくある質問（Q&A）
Q1. 画面越しだと臨場感がないのでは？
A. それ、数年前の話です。
今のオンライン研修はブレイクアウトルームやチャットで対話型。
講師もリアルタイムで受講者の反応を拾う設計になっています。
「ただ聞くだけ」の研修とはまったく違います。
Q2. 集合研修と比べて効果はどうですか？
A. 集合＝体験の濃さ、オンライン＝反復のしやすさ。
録画で振り返り、翌日すぐ試せる。
定着率で言えば、むしろオンラインの方が上。
Q3. 長時間集中できるか不安です。
A. 休憩時間を挟むなど、集中しやすい構成に進化しています。
自宅でリラックスしながら受講できるので、
「疲れた」より「もっと聞きたい」で終われます。
まとめ｜オンライン研修の本当の価値は「出会い」と「再現性」
オンライン研修の本当の価値は、
便利さではなく、“出会い”の質と“現場への再現性”。
- 普段会えない講師の言葉が、次の日の保育を変える。
- 他園の成功事例が、自園の行事改革につながる。
- 1５時間の学びが、1年後の離職率を下げる。
オンラインは「どこで学ぶか」ではなく、
“誰と学ぶか”“どう活かすか”を選べる学び方です。
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