知らないとやばい!? ”溶連菌”とは?

子どもの病気

保育園では、寒暖の差や乾燥から感染症にかかる子も増えてくる時期ですよね。

今回は、感染症の中でも、特にのどの痛みが強く出る『溶連菌感染症』について詳しく紹介します。

子どもだけでなく、大人も感染する可能性がある『溶連菌感染症』

今一度感染症について確認し、みんなで一緒に感染症の知識を深めていきましょう!

目次

①溶連菌の症状と特徴について

②流行時期

③感染経路と予防

④治療方法

⑤保育園に登園できる期間

1 溶連菌の症状と特徴について

溶連菌は高熱や激しい喉の痛みが特徴。

特に「いちご舌」と呼ばれるいちごのようなブツブツの舌に変化する場合があります。

鼻水や咳症状がみられることは少ない。

流行時期

溶連菌は秋から春にかけての今の時期が流行しやすい。

特に乾燥による冬季は感染リスクが高まります。

3 感染経路と予防

飛沫感染・接触感染。

手洗い、うがい、咳エチケット(マスク)が重要。タオルや食器類など共有しない。

予防意識を高め、感染対策徹底しましょう。

治療方法

溶連菌は抗生物質で治療可能です。

医師の処方後に、完了まできちんと薬を飲み切ることが大切です。症状の改善後も一定期間の服薬が必要です。

5 保育園に登園できる期間

適切な抗菌薬による治療開始後 24 時間以内に感染力は失せるため、それ以降、全身状態が良ければ、登園は可能。

具体例:発症した日と翌日は園をお休み。