この時期、大人だけでなく、保育園等に通っている乳幼児の子どもたちの中にも,
花粉症の症状で悩む子も増えてきますよね。
花粉症の時期は、感染症がまだまだ流行している時期と重なるため、見分けがつきにくいことも。 ぜひ一度花粉症について一緒に学びましょう☆
目次
①症状と見分け方〜風邪との違いは?〜
②治療法と薬〜市販薬は使えるの?〜
③予防と対策〜外出時や室内でできること〜
④受診の目安と診療科目〜検査の内容は?〜
①症状と見分け方〜風邪との違いは?〜
子どもの花粉症の主な症状は、
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、肌のかゆみなど。
風邪との違いは、花粉症の場合は熱が出ないことや、
症状が長期間続くこと、花粉の飛散量によって症状が変化することなど。
子どもの花粉症の疑いがある場合は、
小児科や耳鼻科で検査を受けると良いですね。
②治療法と薬〜市販薬は使えるの?〜
子どもの花粉症の治療法は、
目や鼻の症状を抑える目薬や点鼻薬、
全身の症状を抑える内服薬、
花粉に対する免疫をつける舌下免疫療法などがあります。
薬は、医師の処方に従って使用することが大切です。
市販薬もあるが、年齢や症状によって使えるものが異なるので、
注意が必要です。
薬の種類には、ヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬や、
ロイコトリエンを抑える抗ロイコトリエン薬などがあります。
副作用や効果の強さには個人差があるので、
医師と相談して決めると良いですね。
③予防と対策〜外出時や室内でできること〜
子どもの花粉症の予防と対策は、花粉を寄せ付けないことと、
付着した花粉を落とすことが重要です。
外出時には、マスクや花粉症メガネ、帽子などで
花粉の侵入を防ぎましょう。
花粉の飛散量が多い日や風の強い日は外出を控えます。
室内では、窓を閉めて空気清浄機を使います。
帰宅時には、衣服や髪を払ってから入室し、うがいや手洗いをします。
寝具やカーテンなどはこまめに洗濯しましょう。
④受診の目安と診療科目〜検査の内容は?〜
子どもの花粉症の受診の目安は、症状が長期間続く場合や、
日常生活に支障が出る場合、薬の効果がない場合などです。
先生の話が聞けないくらい集中できない場合などもあります。
受診する診療科目は、小児科や耳鼻科、アレルギー科などがあります。
目の症状が強い場合は眼科も良いです。
検査の内容は、鼻汁の中の好酸球の数や血液中の抗体の量などを調べます。
治療の内容は、目薬や点鼻薬、内服薬、舌下免疫療法などがあるります。