保護者面談の準備は整っていますか?
今回は、日々の送迎時のコミュニケーションや個人面談で意識しておきたい3つのポイントを解説します。
保護者対応、言葉遣い、子どもの様子の伝え方について簡潔にまとめました。
参考にして、より良い保護者とのコミュニケーションを目指しましょう!
また、人財育成協会の保育士等キャリアアップ研修でも、保護者支援・子育て支援分野で感染症や事故防止などで学ぶことができます。
対面式の研修で、明日から使えるような実践的な内容が身につきますので、気になる方は、研修一覧より詳細をご覧ください!
目次
1.信頼関係を築く
初めの挨拶から丁寧に!名前を呼び、親しみやすく接しましょう。
例えば、「○○ちゃんのママ、お久しぶりです!」と声をかけると、保護者もリラックスして話しやすくなります。
また、過去の出来事に触れることで保護者の信頼を得ることができます。
「前回の面談で話していた○○ちゃんの絵画への興味、どうなりましたか?」
と尋ねることで子どもを気にかけている気持ちを伝えられます。
2.傾聴の姿勢
保護者の話をしっかりと聞き、共感を示すことが大切です。
「そうですね、お母さんも心配されていたんですね」といった共感の言葉を使うことで保護者は安心して話を続けやすくなります。
例えば、保護者が「うちの子、最近家であまり集中できないんです」と話した時には、
「そうなんですね。お家ではどんな場面で集中できないと感じますか?」と続けることで、
より深いコミュニケーションが生まれます。
3.ポジティブな表現
「できない」ではなく、「これからできるようになる」と前向きな言い回しを心がけましょう。
例えば、子どもが自分で靴を履けないことを悩まれている場合、
「園では自分で靴を持ってきて、つま先まで入れることができているので、もう少しで自分で靴を履けるようになりますよ」
と、園でのエピソードを添えることで、保護者も前向きに子どもを見ることができます。
4.敬語で深める連携
保護者とのコミュニケーションにおいて、敬語を使用し尊敬の念を示すことは非常に重要です。
年下の保護者であっても敬語を使うことで、相互に尊重し合う姿勢を示せます。
例えば、「お忙しいなか、いつも園にご協力いただきありがとうございます」と丁寧に伝えると、保護者は尊重されていると感じ、信頼関係が深まります。
「親しき中にも礼儀あり」の考えを大切にし、保護者と一緒に子どもを見守る気持ちを忘れずに!
5.事実に基づいた報告
感情ではなく、客観的な事実や観察に基づいて報告することが重要です。
これにより、保護者は客観的な視点から子どもの行動を理解しやすくなります。
例えば、「今日はお絵かきを30分ほど集中し描いてました。自分でクレヨンを7本束ねて、虹の絵を描いていました。」
と報告することで保護者は子どもの集中力や創造性を具体的に理解できます。
6.発展的なフィードバック
「このような行動が見られました」という報告に加え、「今後どのようにサポートするか」を提案することが重要です。
「最近文字に興味を持ってきているようなのでお家でも絵本を一緒に読んでみてください」と具体的なアドバイスをすることで、保護者も
家庭での対応を取りやすくなります。
さらに「園でももっと文字に触れる機会を増やしていきます」と今後のサポート方針を伝えることで、保護者との連携が深まります。
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