講師紹介:王寺 直子

王寺 直子

特定非営利活動法人全国認定こども園協会 代表理事
社会福祉法人浄元福祉会 理事長
学校法人華光学園    理事長

経歴

1957年6月9日生まれ  佐賀県有田町出身
筑紫女学園短期大学幼児教育学部卒
佐賀大学教育学部専修美術教育研究卒
学校法人華光学園ルンビニー幼稚園30年勤務
佐賀県特別区幼保一体乳幼児施設あかさかルンビニー園勤務
あかさかルンビニー保育園・あかさかルンビニー幼稚園
(全国初認定こども園の基礎となる)
平成19年4月幼保連携型認定こども園としてあかさかルンビニー園となる
平成27年新システム構築により、幼保連携型認定こども園として浄元福祉会一本にすることにより、園長就任する
平成20年全国認定こども園協会創設メンバーとして副代表理事就任
令和4年全国認定こども園協会 代表理事就任

認定こども園創設、そしてこれまで

この国の乳幼児施設として100年を超える歴史がある、保育所と幼稚園は法律上異なる目的を持っている。
保育所は就労する両親のために子どもを安全に預かること、また、幼稚園は幼児教育を目的とし、
豊かな学びの経験を行い成長を支えることであるが、近年地域の格差、少子高齢化、女性の社会進出等、
子どもを取り巻く社会状況に変化が顕著であると同時に、私はこの国のすべての子どもたちは、どのような地域においても、
また、どのような環境の下においても、等しくゆたかな乳幼児教育と福祉を受ける権利があると考え、
幼稚園と保育所を一体化する必要があると考え、国に訴えた。
1999年4月より幼保一体施設としてあかさかルンビニー園が誕生することになった。
平成16年には佐賀県特区として翌年から開始されたモデル事業の基礎を作り平成19年認定こども園と命名され今日に至っている。
私は、この国の新たな乳幼児教育・保育の形として、乳児期から学びの連続性と一貫性を追求し教育保育の質の向上と、
新たな形として何が必要なのかを問い続け、模索研究し続けている。
乳幼児教育・保育のテーマとしては、レッジョエミリアで行われている、アートを中心としたプロジェクト活動、
子どもの学びの深さや、人として人と関わり培う関係性などをこの仕事に就いた時から変わらず実践の中心となっている。
50歳の時にレッジョエミリアのいう、ペタゴジスタ(教育学者)としての資格を得るため、
佐賀大学大学院へ入学し「乳児の造形活動と心身の発達」修士論文を提出する。

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