年末が近づき、保育園でも大掃除の準備が始まる頃ですね。
日々の忙しさの中で、職場全体の整理整頓を意識する機会を作るのは大切なこと。
今回は、整理整頓を効率的に進めるの5つのポイント「5S」を活用した、保育園の掃除方法をご紹介します!
また、今回の内容については、人財育成協会の保育士等キャリアアップ研修のマネジメント分野で学ぶことができます。
明日から使えるような実践的な内容が身につきますので、気になる方はこちらから詳細をご覧ください!
目次
1.整理 (Seiri): 必要なものを選ぶ!
大掃除の第一歩は、整理から。
やること
収納スペースや保管棚の中身を見直し、「要るもの」「急がないもの」「要らないもの」に分けましょう。
例
季節外れの装飾や教材は収納場所を明確にし、来年すぐ使えるように整えましょう。
ポイント
:過去1年使わなかったものは思い切って処分するか、別の場所に保管する選択を!
2.整頓 (Seiton): すぐに取り出せる配置!
整理した後は、物の場所を決めて整える。
やること
カテゴリー別に分類し、ラベルや色分けを活用して収納
例
「すぐに」「誰でも」取り出せることを意識。特に救急用品や清掃道具は必須!
ポイント
掃除用具を壁掛けにしてスペースを確保しつつ、一目でどこに何があるか分かる工夫を。
3.清掃 (Seiso): 隅々まで綺麗に!
普段は手が届きにくい場所も、この機会にしっかり掃除を。
やること
窓の桟や収納棚の裏側、エアコンのフィルターなどを重点的に掃除。
例
子どもたちの活動スペースはもちろん、職員室や保護者対応スペースも徹底的に。
ポイント
職員みんなで分担し、効率的に進めましょう。
4.清潔 (Seiketsu): 維持する仕組みを作る!**
掃除が終わったら、その状態をキープするためのルールを整えます。
やること
使用後は元の場所に戻す、毎月1回のミニ清掃デーを設定するなどの取り組みを。
例
職員間で清掃当番表を作り、みんなで意識を共有。
ポイント
「誰が」「いつ」掃除やチェックをするのかを明確化することが重要。
5.躾 (Shitsuke): 習慣にする!
「決めたことを守る」ことで職場の快適さを維持!
やること
定期的に職員会議で5Sの振り返りを行い、課題を共有。
例
「ありがとう」の声が飛び交う職場にするため、成果をみんなで共有する時間を作る。
ポイント
単なるルールではなく、互いに声を掛け合いながら続ける雰囲気づくりが大切です。
まとめ
この5Sはキャリアアップ研修のマネジメントで学ぶ内容とも深く繋がっています。環境を整えるスキルや仕組みづくりの考え方は、保育士としての成長やリーダーシップの基盤にもなります。
年末の大掃除は新しい年への第一歩!
5Sを活用して、職場全体で協力しながら実践し、気持ちよく新年を迎える準備を進めましょう!
6.マネジメント研修受講者様の感想
本日学んだ、リーダー十訓、躾の三原則、職場づくりの5Sを行動せずして生かされないことを忘れずに、日々の保育にあたります。
大変楽しく有意義な研修をありがとうございました。
(東京都/Aさま)
マネジメントについて学んだ経験がなかったため、よい学びの機会となりました。
他人を変えることよりも、自分を変えてチームを育てることの重要性を理解しました。
発言しやすい環境づくりと整理整頓を日々心掛けていきます。
(東京都/Fさま)
人を動かすには“内発的動機付け“が大切であり、そのためにはまず自分から変わることがマネジメントの第一歩なのだと学びました。
相手の可能性を信じて任せる、これからの保育の中で取り組んでいきます。
(東京都/Iさま)
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