13年目保育者が教える!子どもの花粉症とは?

子どもの病気

この時期、大人だけでなく、保育園等に通っている乳幼児の子どもたちの中にも,

花粉症の症状で悩む子も増えてきますよね。

花粉症の時期は、感染症がまだまだ流行している時期と重なるため、見分けがつきにくいことも。 ぜひ一度花粉症について一緒に学びましょう☆

また、人材育成協会の東京都保育士等キャリアアップ研修でも、保育衛生・安全対策分野で感染症や事故防止などで学ぶことができます。

対面式の研修で、明日から使えるような実践的な内容が身につきますので、気になる方は、研修一覧より詳細をご覧ください!

目次

①症状と見分け方〜風邪との違いは?〜

子どもの花粉症の主な症状は、

鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、肌のかゆみなど。

風邪との違いは、花粉症の場合は熱が出ないことや、

症状が長期間続くこと、花粉の飛散量によって症状が変化することなど。

子どもの花粉症の疑いがある場合は、

小児科や耳鼻科で検査を受けると良いですね。

②治療法と薬〜市販薬は使えるの?〜

子どもの花粉症の治療法は、

目や鼻の症状を抑える目薬や点鼻薬

全身の症状を抑える内服薬

花粉に対する免疫をつける舌下免疫療法などがあります。

薬は、医師の処方に従って使用することが大切です。

市販薬もあるが、年齢や症状によって使えるものが異なるので、

注意が必要です。

薬の種類には、ヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬や、

ロイコトリエンを抑える抗ロイコトリエン薬などがあります。

副作用や効果の強さには個人差があるので、

医師と相談して決めると良いですね。

③予防と対策〜外出時や室内でできること〜

子どもの花粉症の予防と対策は、花粉を寄せ付けないことと、

付着した花粉を落とすことが重要です。

外出時には、マスク花粉症メガネ、帽子などで

花粉の侵入を防ぎましょう。

花粉の飛散量が多い日や風の強い日は外出を控えます。

室内では、窓を閉めて空気清浄機を使います。

帰宅時には、衣服や髪を払ってから入室し、うがい手洗いをします。

寝具やカーテンなどはこまめに洗濯しましょう。

④受診の目安と診療科目〜検査の内容は?〜

子どもの花粉症の受診の目安は、症状が長期間続く場合や、

日常生活に支障が出る場合薬の効果がない場合などです。

先生の話が聞けないくらい集中できない場合などもあります。

受診する診療科目は、小児科や耳鼻科、アレルギー科などがあります。

目の症状が強い場合は眼科も良いです。

検査の内容は、鼻汁の中の好酸球の数や血液中の抗体の量などを調べます。

治療の内容は、目薬や点鼻薬、内服薬、舌下免疫療法などがあるります。

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